こんにちは。
先日の予約時にはたくさんのご注文をいただきまして誠にありがとうございます。
間もなく発送作業が終了いたします。
どうぞ素敵な作品をお作りになってくださいね。
なお、8月中の販売業務はお休みさせていただきます。
9月の詳しい販売日程は現段階では未定ですが、日程が決まり次第メルマガまたはダイアリーから
ご報告させていただきます。
少しの間ご不便をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

前回新作パターン、「サーフパンツ」に少しアレンジを加えたサンプルを作ってみました。
ウエストベルトの明きに別布をたたきつけた仕様です。
紐調節はこの別布で行います。
使用生地は以前ご紹介したキンカ堂さんの「撥水ヘビーツイル無地カラー」です。

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アレンジ方法は難しくはないですが、ハトメ穴を開ける道具が必要になります。
当店では各パターンの紐通し口にはこのハトメリングをよく利用しています。
BH穴よりも仕上がりが本格的で簡単に丈夫な穴を作れるのがハトメ穴の利点です。
紐通し口には500番(穴内径6㎜)というサイズの、ハトメリング・ハトメ打ち工具
ハトメ抜き(ハトメ抜きのみ15号4.5㎜穴のもの使用)を使っていますが
一番小さいサイズの300番(穴内径4.5㎜)でもよろしいかと思います。

※布製品にハトメ穴を開ける場合の注意点
・布の穴は簡単にひろがって裂けてしまうので、ハトメ抜きのサイズは
ハトメリングや打ち工具より小さいサイズのものを使ったほうがよいです。
きつめの穴にハトメリングの足を押し込むくらいが理想的です。
・穴の補強のため、穴をあける生地の裏側には部分芯を貼ります。
当店では厚手の部分芯を2~3枚くらい重ねて貼っています。


ハトメ穴用の工具はややお値段が張りますが、失敗も少なく綺麗に打てますし常備しておくと本当に便利です。
なお、上記のハトメ穴の専用工具しか使ったことがありませんので
その他の穴あけ工具についてのお問い合わせにはお応えいたしかねますことをご了承ください。
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さて、肝心のアレンジ方法です。
イラストにしてみましたので別布のサイズ・縫い代・Wステッチ・ハトメ位置などを参考になさってください。
この場合、内側にくる表地が全面芯仕様になり生地が重なるので外側の表地裏側には
穴補強のための部分芯は無しで大丈夫です。
また、このアレンジはウエスト切替布の中には紐を通さず、別布のみで紐調節を行いますので
ウエスト切替布の紐出し口が必要なくなります。
「サーフパンツ」作り方説明書のウエスト切替布の部分芯、紐出し口を作るなどの工程は
省いてください。
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①別布のたたき付け方です。パンツが仕上がってから最後に別布をたたきつけます。
1㎝の縫い代を中側に折り込んである状態でWステッチ(コバST+5㎜間隔ST)でたたきつけます。
パンツの明きを仕上がりのように重ねた状態でCFから左右に約7㎜ずつくらいの空間が出来るくらいにたたきつけます。
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②紐をパンツに固定させるため、ステッチで押さえます。
紐の長さはお好みでよいですが、サンプルは約75㎝です。
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③紐の通し方です。
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④結ぶとこのようになります。
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別布たたきつけ仕様のサーフパンツは市販の物に近い本格的なサーフパンツという印象で
着用時のウエストの落ち着きが良いです。
また、ウエスト位置にポイントがくるので足長効果も期待できるような気がします。
サンプルには500番のハトメリングを使用してありますが、仕上がりの感想としては
300番のほうがリング自体の大きさが控えめでバランスがよかったかもしれません。
お時間があれば是非トライしてみてくださいね。




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